ちゃんと会話したいと思えば会話になる

公開日: 2016年5月30日月曜日 考えさせられた

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セレステ・ヘッドリーの「上手に会話する10の方法」を見て考えさせられた事です。

彼女が言うには、現在は歴史上かつてないほどに人々が二極化して対立しているそうです。

話を聞く耳も持たず、会話が終わる前にYesNoで判断してしまう人が多く、上手に会話をするスキルは失われつつあると。

確かに、先進的な教育などが行われていても会話(主に話す技術)は「その人」だけの特技の様に扱われている場合があります。

あの人は話すのが非常に上手だ、あの人は会話を引き出すのが得意だ、というのは才能などではなく技術だというのを忘れてはいけないと思います。

上手に会話するための10の方法

1.「”ながら”をしない」
2.「一方的に話さないこと」
3.「自由回答の質問をすること」
4.「流れにまかせること」
5.「もし知らなければ知らないと言いましょう」
6.「相手の体験を自分のと同一視してはいけません」
7.「同じことを何度もいわないこと」
8.「細かいことにはこだわらない」
9.「聞くこと」
10.「簡潔に」

要約すると「相手に興味を持つこと」だそうです。

確かに興味のない相手の話を聞くのは、よほど興味深い話でない限り難しいですよね。

ここからは自分に置き換えた話

1.相手が会話できる状態か?

プロのインタビューアーではない僕は「さぁ会話して下さい」という状態からスタートしていないので、まず相手が会話できる状態なのかという事から考えていかなければいけない。相手がどういう状況なのかというのを理解しなくては会話は始めれないからだ。

「”ながら”をしない」というのが意外に実生活では難しく、僕は何かをしながらその会話をしている場合が多かった。仕事などにしてみてもそうだ。会議でもない限りは仕事をしながら仕事の話をしている場合が多い。家で食事をしながら家族と会話をしていてもそうだ。テレビを観ながら話をしている場合がほとんどだ。

僕が思うに、ある程度”ながら”会話をしなければ効率が悪いし、相手によってはある程度”ながら”話を聞いても良いと思っている。結果手に入るのは会話の内容だけであり、わかりあえたという感覚も当然ないです。

そんな中でもまっすぐ相手の目を見て話をしている場面があった。彼女と会話をしている時だ。この時ばかりは何かをしながらという事はせず話を聞けている。他愛もない話でも充実感は確かにあり、聞いた事はないが恐らくわかりあえていると感じる。こんな会話が知らない人ともできるのであれば戦争は起きないかもしれない。言い過ぎではなく、職場や家庭でも、手を止めて会話を聞いてみるという事を試さないといけないと思った。聞いてるフリするよりは自分のためになるように思えた。

なぜならそうする事が「話しかけやすい」という印象をもたれるからだ。

2.会話の流れとは?


会話にはおよそ「質問」と「それに対する自分の意見」が存在すると思います。そしてそれに対する「質問者の意見」があると思います。それでお互いがどう考えているかがわかります。2から10がこの会話の流れに集約され、質を高めるために必要なものです。

短くまとめられている内容で詳しくなかったのですが、察するにインタビューアーという経験から「質問」するという技術は鍛える事が大事だと感じました。
中でも自由回答の質問を与える事で会話の幅を広げさせる事、これは相手から引き出す事が大きく増えると思います。

相手に興味を持つ事ができるきっかけになるからです。

3.この件から俺が得るべき教訓は

しゃべる事が好きな僕はどちらかというと話終わった時点で満足してしまっていた。

相手の意見を聞くという部分はもっと伸ばせる。

具体的にいうとインタビューアーの役割をもっと多めに会話したいと思う。

水商売の人とかはこういうのは得意な人が多いのかな?
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