本当に勇気がいることをしたか

公開日: 2016年5月31日火曜日 考えさせられた

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レシュマ・サジャーニの「女の子は完璧さよりも勇気を」を見て考えさせられた事です。

女性は完璧で男性は勇敢であるように育てられ、女性の多くが勇気を出せない事によって社会的に損失している部分があるのではないか、という内容でした。

男性の僕から衝撃を受けたのが、求人に応募する際に男性の場合、必要条件の60%を充たしていれば応募するのに対し、女性の場合は必要条件を100%充たしていなければ応募しないという調査内容でした。

求人に応募する事自体がチャレンジなのに、どこか恐れているような気がしたからです。

この調査は女性がもっと自信を持つ必要がある根拠として引き合いに出されるそうですが、女性が慎重であるようにと条件付けられている根拠であると彼女は言っています。

最後に不完全であることを受け入れ、周りがそれを手助けしてあげることで勇気は生まれより良い世界を築けると語っています。

 

1.最後に勇気を出した時はいつだろう

内容だけ聞けば男性はチャレンジ精神旺盛で失敗を恐れないように育てられるように感じたが、男女問わずその人の育った環境でも勇気を出せてない人はいる。

なぜなら僕自身、勇気を持って行動するよりも完璧さを求め慎重に行動してしまうからだ。

このプレゼンテーションで、講師に自分がわからない課題を「あえて」空白にして質問をする女学生がいたそうだ。完璧さを求めるあまり何も見せないことを選んだ彼女は正にその通りだそうだ。

僕も学生の頃、テストでわからない箇所を空白にして提出してしまうことがあった。何か書けば点数がもらえたかもしれないのにだ。

これに何か書いておけば勇気なのか?と言われれば勇気じゃないと思う。でも、自分に自信を持ててない気がする。

自分の答えに自信を持つことは勇気に繋がると思う。

そうした中で、僕が最後に勇気を出したのはいつだろうと考えた。

彼女に告白をした時か?知らない人の前で歌った時か?就職試験の面接をした時か?

考えてみればみるほど自分がどれほど勇気とは無縁の生活をしてきたのかがよくわかった。

勇気について色々言葉はあるだろうが、落ち込んだり涙が出たり悔しかったり、そういったことを恐れずに前に進むことが勇気だと思う。

 

2.勇気とは人間らしさ

今、勇気とは無縁の生活をしている僕だが、何かを良くするためには勇気のいる事をしなくてはいけない。そうでなければ僕は人間として輝けないと思うからだ。

僕を今でも支えてくれている「天」という漫画の18巻がある。

簡単に説明すると「まとも」な生き方が「正しい生き方」なのか?という内容なのだが、登場人物の赤木が言うには失敗を恐れて止まってしまうこと、熱を失ってしまうことが人としての輝きをなくすことに繋がる。凡庸な人の中にも輝いている人間はたくさんおり、問題は楽しむか楽しまないのかだと語っている。

失敗ばかりの人生でも楽しそうに見える人がすごく羨ましく思った。

このままじゃダメなんだと思っていても、なんで自分がそういう生き方をできないのかがわからなかった。

きっとどこかで自分を変えるチャンスがいつかくると思って行動していたら、「いつか」はこないと思う。

勇気というのは生き方のようなもので、大抵の人は自分がどれほどの人間なのかということを嫌というほど知ることになると思う。

それでもきっと楽しく生きたいと思う気持ちが勇気に繋がるのではないかと、私は考えながら生きています。

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